エントランス

エントランスは、入口、レジ付近にいるポジションです。

主な仕事
・お客さんのお出迎え、ご案内、お見送り
・空席の把握
・電話応対
・予約の管理
・お会計
・指示 ……等

大変なポジションなので皆は嫌っていましたが、私が一番愛したポジションです(笑)

まずお客さんが来たら、予約はしているか、何名か、を確認し、どこの卓に案内するかを決めます。
満席の場合は、だいたいの待ち時間を伝えます。

金土祝前日のピーク時は2時間制をとっていたので、案内前に90分ラストオーダーで席の時間は2時間と伝え、許可をとってから案内します。
そうしないとクレームに繋がります。
(伝えていても文句をいう人もいます( .. ))

どこの卓に案内すれば効率よく店を回せるか考えるのが難しいです。

後の予約も確認し、できるだけお客さんのいない無駄な時間ができないよう、

パズルのように席を考えます。


忙しくなる前に空席、予約状況を確認し、何名がきたらココ、何時にきたらココ、と、考えておくといいです。
年末など予約がどえらいことになっているときは店長と相談して決めましょう。

1人で来たお客さんは席が空いていても「満席で…」と断ったり、明らかに飲まなさそうな2名が来たときは、2時間使える席が空いていても、1時間半しかいられない席に案内したりします。(もちろんお客さんの許可をとります)
これも売上のためです…。

店長が、今の空席はどこか、予約の人たちは全員来ているのか、待ち(待っている人達)は何組なのか、などをちょこちょこ聞いてきますので、いつ何を聞かれても的確に答えられるよう、常に頭の中で状況を整理しておかなければいけません。

何卓に何時にお客さんが来たのかをメモしておき、ラストオーダーとお立ちの時間をランナーに言うか、自分でお客さんに伝えます。
これを忘れると予約のお客さんが予約時間に席に着けなくなってしまうので、忘れると大変です。
声掛けをしてもすぐに席を立ってはくれないので、10分前、5分前、時間丁度、3回くらいは言う必要があります。
もちろん「お席10分前です」と言うのではなく、「お席のお時間です」と、たとえ10分前でもそう伝えましょう。

お客さんが席を立ったら、会計をします。
席で会計をしてほしいと言われたら、それに応じます。
クーポンや期間限定の割引など、居酒屋によってはいろんなサービスがあり、頻繁に変わることも多いので、事前に店長に確認しておきます。
支払い方法も現金を始め、クレジットカード、ポイント、電子マネー、商品券など多岐にわたります。
もし分からなければ勝手なことをせず、必ず詳しい人に確認します。
お金のミスはおきてしまうと訂正がやっかいなので(^^;)

電話にでるのもエントランスの仕事のひとつです。
接客中のときは出られないので、手の空いている人が気づいて出てくれます。

エントランス業務が落ち着いているときはWeb予約の内容を確認し、予約内容をiPadに入力します。(店舗によってはファイルに記入)
必要であれば電話をかけます。

エントランスは店の状況を一番よく理解している(していなければならない)ポジションなので、スタッフへの指示も仕事に含まれます。
「〇卓のラストオーダーとってください」
「〇卓バッシングセットお願いします」
「〇卓〇名セットにしてください」
指示することが多いので、言い方を間違えると反感をかいますが、丁寧にお願いをすればみんなは信頼して協力してくれます!

席の管理をミスると取り返しのつかない事態を引き起こしたり、エントランスの能力によって売上も変わってくる

とても責任重大なポジション

のため、店長に怒られることも多いです(._.)

そのせいで皆は嫌っていたのですが、大変だからこそうまくお店を回せているときの快感、売上目標を達成できたときの満足感は、他のどのポジションよりも高いと思っています!

もしチャンスがあれば、ぜひ挑戦して、繁忙期には常に任されるほどのベテランエントランスを目指してほしいと思います!!



元居酒屋店員が語る居酒屋バイトの全て

居酒屋アルバイトを約2年経験。 やってよかった! でももうやりたくない! そんな私が語る居酒屋バイトの全て。 記事一覧は右上のメニューから お選びください(*`・ω・)ゞ

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